<ドジャース-ブレーブス>◇2日(日本時間3日)◇ドジャースタジアム
70年ぶり開幕7連勝中のドジャースが、同6連敗中のブレーブスに5点の先制を許した。
ドジャースの先発は、2度のサイ・ヤング賞に輝いた新加入ブレーク・スネル投手(32)。1死からオズナに四球を与えると、3番ライリーへの1ボールからの高め直球がボール判定。左腕は際どい判定に両手を広げて怒りをあらわにした。ベンチのデーブ・ロバーツ監督(52)も、球審へ向かって声を発した。
2死一塁からオルソンにも四球を与えると、デラクルスの三塁線のゴロを三塁手マンシーが一塁へ遠投したが、これが悪送球となり、先制を許した。続く6番アレンにも適時打を許し、2点の先制を許した。
スネルをはじめ、野手陣は2回の守りでもリズムをつくれず。先頭フェアチャイルドの三塁前のセーフティーバントを、マンシーが再び悪送球。さらに暴投やバント安打で1死一、三塁とされると、1番アルビーズの中堅後方への飛球を、中堅手パヘスがグラブに当てながらも捕球できず(記録は二塁打)。1死二、三塁からオズナへ四球を与えると、スネルはまたしても球審へ声を荒らげた。
実績十分な左腕も、フラストレーション全開。3番ライリーをフルカウントから一邪飛に打ち取ったが、オルソンにフルカウントから左越えの2点適時二塁打を浴び5点目を喫した。
スネルは2回まで59球を投じ、4安打3四球で5失点。
