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2020年3月に開業した東京ワールドゲートの5周年を記念し、テナント企業の社員を対象とした森トラスト主催「リベンジ入社式」が3月31日に開催された。

多くの企業で入社式がオンライン開催となったコロナ禍と、その後のリモートワークの普及で、社員間のコミュニケーション不足や一体感の欠如などが課題となっていることも背景に企画されたという本イベント。

Z世代にあたる入社1年目~5年目の若手社会人約100名が参加し、2024年春にフリーとなったアナウンサー歴30年のフリーアナウンサーの藤井貴彦さんによる講演と、ワークショップが行われた。

○「モンスター新人が入ってくる可能性もあります」

リベンジ入社式に参加したのは、日本たばこ産業、ベルシステム24ホールディングス、森トラストなど東京ワールドゲートのテナント企業8社に勤める若手社員約100名。

企業の垣根を越えて意見や経験を交わすことで絆を深め、参加者である若手社会人の方のキャリア支援になることを目的に、東京ワールドゲートのオーナー企業である森トラストが企画・開催した。

報道番組「news zero」(日本テレビ)に3代目メインキャスターとして出演し、「理想の男性上司ランキング」では8位に選ばれている藤井さんは、「まさに3月31日の年度末のお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。私もフリーになって1年目。明日から2年目ということで、フリーアナウンサールーキーの最終日を皆さんと一緒に迎えることができ、本当に嬉しく思います」と、挨拶。

乾杯の発声の際は、「明日4月1日から新人が入ってきます。皆さんは先輩として階段をひとつ上ることになります。モンスター新人が入ってくる可能性もあります。逆に言うと、皆さんがモンスター新人だった可能性もあります。でも、後輩が入ってくるということは先輩としてのスキルを積み重ねることができるということです。後輩を大切にしながら、自分の能力を伸ばしていく、そんな1年にしてもらえたらと思います」と、若手社員たちを前に語った。

また、ランチをとりながらの歓談タイムに実施された講演で、藤井さんは自身の新入社員の頃のエピソードをトーク。参加者からの質問にもユーモアを交えながら回答していた。

○藤井さんが1位に選んだ「通勤を楽しくする」アイデア

本イベントでは「異業種同世代deサービス考案ゲーム」と題したワークショップも実施された。

テーブルごとに5人1組の20グループに分かれて、まずはアイスブレイクとして会社でのお仕事内容や趣味などが記載された、本イベント限定のオリジナル名刺を交換し、自己紹介。チームで協力しながら10分という制限時間で、「通勤を楽しいものに変える新サービス」を提案するというグループワークを行う。

仕事や趣味など、グループのメンバーのうち2人以上の強みを掛け合わせて、異業種ならではのアイデアを盛り込んだサービスを考え、各自が自身の班意外の気になるアイデアに投票。上位3つのアイデアの中から1位のサービスを藤井さんが最終的に決定した。

藤井さんが1位に選んだサービスは、「電車でマッチ」という"通勤電車でよく見かけるあの人"と、すれ違った回数や登録した趣味などのプロフ内容に応じてマッチングするサービス。2人で一緒に改札を通過すると交通費が無料になるといった特典を用意することで、恋愛だけではなく、普段の通勤電車ですれ違うさまざまな人と関係づくりができるサービスを考えたようだ。

藤井さんには"胸キュン"というプレゼン時の言葉がパワーワードとして刺さったらしく、「電車でマッチ」を考えたチームの全員に、東京ワールドゲートからほど近い「Dining & Bar LAVAROCK 神谷町」の食事券を贈呈された。

また、参加者同士の親睦を深めてもらうため、5月に東京ワールドゲートで開催予定の「神谷町オクトーバーフェスト」で使用できるドリンクチケットが本イベントの参加者全員へプレゼントされた。

短時間でサービスのアイデアをグループワークでまとめ上げる対応力に感心した様子の藤井さん。

最後は「新年度が始まりますが、皆さんがまた一歩一歩前に進めるように。先輩の力を借りながら、後輩の勢いに後押しされながら、まずは一人ひとりが自分の幸せを追求してもらいたいと思います。そして、余裕のある人はぜひ周りや他人の幸せについても考えてもらいたいと思っています」と、激励のメッセージを送っていた。

伊藤綾 いとうりょう 1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催 @tsuitachiii この著者の記事一覧はこちら

 
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