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その豊富な栄養素から、根強いファンの多いブロッコリー。しかしこの度、じつに多くの人々が「ブロッコリーの保存方法を誤解していた」と判明したのだ。

■ブロッコリーのプロから衝撃の事実が…

ことの発端は昨年の11月26日(いいブロッコリーの日)に、栽培面積ベースで石川県産ブロッコリーの約3割を1社単独で担う農業法人「有限会社安井ファーム」が投稿したポスト。

なんと、同投稿では「ブロッコリーを保存するには、野菜室はベストの保存場所ではない」旨が明かされていたのだ。

こちらの投稿を受け、編集部では全国の10~60代の男女642名を対象としたアンケート調査にて「ブロッコリーのベストな保存場所」について尋ねてみることに…。

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■「野菜室」が圧倒的な人気だが…

調査の結果、最も多い回答は「野菜室」(75.2%)で、次いで「冷蔵室」(13.1%)、「チルド室」(11.2%)となっていた。じつに8割近くもの人が「野菜室」を選択しており、他2つの選択肢と比べ、その信頼度の高さは歴然である。

しかし実際は、ブロッコリーは「チルド室」での保存が適しているのだ。

とは言えブロッコリーに限らず、「野菜はとりあえず全て野菜室に入れておく」という人は決して少なくないはず。そこで続いては、「野菜室とブロッコリーの相性が悪い理由」について探っていきたい。

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■「一番保存に適した場所」が意外すぎる…

ブロッコリーを野菜室で保存する際の懸念点について、安井ファームの担当者は「温度」と「湿度」の2つを挙げている。

曰く、「ブロッコリーの最適保管温度は0℃、最適保管湿度は95%以上であるため、乾燥を防ぐためにポリ袋に入れてチルド室に入れる、という方法をオススメしております」とのこと。

なんと、前出のアンケートでは最も回答数の少なかった「チルド室」が、保存に最も適した場所だったのだ。

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■「現在の常識」が変わる日は近い?

X上では「ブロッコリーの伝道師」的存在として、確固たる地位を確立している安井ファーム。同アカウントでは、2020年ごろから「ブロッコリーはチルドで保存」と推奨する投稿を、積極的に行なっているそうだ。

担当者は「今回のアンケート結果を受け、まだまだこの認識が十分に広まっていないことを痛感するとともに、今後も定期的に情報を発信していく必要があると感じました」と語っており、やはりブロッコリーに対する熱い思いは本物であった。

しかし、「一方で、ブロッコリーは野菜なので、野菜室に入れたくなるというお気持ちもよく分かります」とも頷いてみせる。じつは以前、同社がメーカーにこちらの点を尋ねたところ、「新しい機種では、野菜室でブロッコリーの鮮度を保持できるものもある」との回答が返ってきたというのだ。

こちらを踏まえ、安井ファームの担当者は「現時点ではチルド室での保管が最適ですが、冷蔵庫の買い替えが進む10年後、20年後には『ブロッコリーは野菜室での保存がベスト』という時代がやって来るかもしれません」と、近い将来へ想いを馳せていた。

さらに「時代と共に常識は変わるもの。当社といたしましても、その時代に合わせた情報発信を心がけていきたいと考えております。今回のアンケート結果を、そんな未来まで『保存』しておいても面白そうですね」と、粋なコメントを寄せてくれたのだ。

安井ファームのコメントにもあるように、技術が進歩すれば合わせて「常識」も変わる。昔から馴染みのある「野菜の常識」も、日々変わるものとして認識しておきたい。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

(取材・文/編集部・ 秋山 はじめ ) 【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年1月14日~2025年1月19日 対象:全国10代~60代男女642名 (有効回答数)

 
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