
◇4日(日本時間5日) MLB ブレーブス4―3ドジャース(アトランタ)
3日に大リーグ初昇格した、ドジャースの金慧成(キム・ヘソン)内野手が、1点ビハインドの土壇場9回に代走で出場。大リーグ初盗塁など果敢な走塁を見せた。同点には結び付かず敗れたが、ベンチに戻る際には同僚の大谷翔平選手からタッチでたたえられた。
9回、先頭パヘスが内野安打で出塁した場面で出場。代打スミスの打席でブレーブス守護神イグレシアスから好スタートを切って二盗。さらにスミスが空振り三振し、捕手ボールドウィンが一塁に送球するのと同時に再びスタートを切り、三塁を陥れた。
金慧成は2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表で今季ドジャース加入。3Aオクラホマシティーで29試合出場し、打率2割5分2厘、5本塁打、19打点、13盗塁。3日は9回に二塁の守備で出場していた。
金慧成の走塁に、X(旧ツイッター)では「足早っ!!」「あんな走塁魅せられたらスタメンでも見たくなっちゃう」「代走でめちゃくちゃいいプレーしてるな…」「走塁が凄い… ドジャース1の俊足ではないか…」「つえぇ笑」などと大盛り上がりした。
大谷は「1番・指名打者」で先発出場し3打数1安打1四球だった。これで打率2割9分4厘。ドジャースは連勝が7でストップした。(写真はAP)