奈良県橿原市で、当時4歳の交際相手の娘を死亡させたとして起訴され、無罪判決を受けた男性について、奈良地検は控訴せず、無罪が確定しました。
山下翔也さん(28)は、おととし6月、交際相手の娘の女の子に暴行し、死亡させた罪などで起訴されました。
裁判で、山下さんは「暴行していません」と起訴内容を否認し、弁護側は「日常的に暴行を加えていたのは女の子の母親」などと主張していました。
奈良地裁は3月、山下さんの暴行以外で女の子に力が加えられた可能性は否定できないなどとして無罪を言い渡し、奈良地検は控訴を断念し無罪判決が確定しました。